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翻訳しやすいマニュアル作成

翻訳しやすい日本語マニュアル作成のコツ

翻訳しやすい日本語マニュアル作成のコツ

グローバル化の進展により、海外向けの翻訳業務が急務とされてきている中、「翻訳コストが高い」「短期間で翻訳する必要がある」「翻訳品質が悪いと現地法人からクレームがくる」といった課題が発生しています。 そこで、「多言語翻訳」しやすい日本語版をどのように作ればいいか、そのコツについてお伝えいたします。

目次

1. 文章表現をわかりやすく

曖昧な文章をそのまま翻訳すると、正しい意味で翻訳できず、品質低下につながります。
翻訳者が異なる意味で解釈しないよう、わかりやすい文章でライティングします。

わかりにくい文章の例×
冗長な文章 ビデオは、便利な機械ですが、ユーザーが克服しなければならないことは、最初に録画の操作をマスターすることであり、次に再生の操作に慣れることです。 ビデオは、便利な機械です。この機械を使いこなすために、ユーザーが克服しなければならないことは、最初に録画の操作をマスターすることです。
次に再生の操作に慣れることです。
複数の意味にとれる文章 メモリー不足で、このアプリケーションはすべての機能を使用できない場合もあります。

⇒「すべての機能を使用できない」のか、「いくつかの機能を使用できない」のかが曖昧

メモリー不足で、このアプリケーションのいくつかの機能は使用できなくなる場合もあります。
二重否定が使われている文章 正しく入力しないと、正常に動作しません。 正しく入力すると、正常に動作します。
指示語を単独で使用している文章 製造物にはシリアル番号入りのラベルが添付されます。これは、製造の全工程に引き継がれます。 製造物にはシリアル番号入りのラベルが添付されます。このシリアル番号は、製造の全工程に引き継がれます。

2. 用語・表現を統一

日本語で用語・表現が統一されていないと、翻訳も不統一になります。また、Tradosなどの翻訳メモリー使用時の再利用率も低下して、コストアップの原因にもつながります。
日本語マニュアル作成時から、統一すべき用語・表現の規約を定めて、ライティングします。
同じ操作でも日本語での記載方法が異なると、英語の不統一が生じます。

・[開く]ボタンをクリックします。
・[開く]ボタンを選択します。

・Click [Open] button.
・Select [Open] button.





3. 日英・多言語翻訳を意識したデザイン

一般的に日本語を英語・多言語に翻訳すると、文字数が増加します。
(日本語→英語では20%、英語→ロシア語では40~50%増加)
そのため、翻訳後のボリュームを見込んで、余裕を持ってレイアウトを作成します。
また、ダブルバイトの記号(●、○、▲、△、①②③、【】など)は、文字化けするので、使わないようにします。
このようなポイントを考慮せずに日本語版を作成すると、英語・多言語版マニュアルのDTPに余分な工数・コストがかかる要因となります。

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