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機械翻訳ブログ

【報告】JTF翻訳祭でニデック様と共同発表しました

2016年11月29日(火)、JTF翻訳祭にて
「国内医療機器メーカーにおける日英・多言語機械翻訳活用事例
~メーカーとMTコンサルが共同して機械翻訳実用化をどう進めたか~」
を発表しました。

当日は100名を超える方にご来場いただき、盛況のうちに終えることができました。
ご来場くださった皆様、誠にありがとうございました!

 

今回は、弊社の機械翻訳導入コンサルティングや
ポストエディットといったサービスをご利用くださった、
株式会社ニデック様との共同発表を実施させていただきました。

ニデック様では、弊社のサービスを通じて英語から多言語への
取扱説明書翻訳に機械翻訳を導入し、
年間で20%のコスト削減に成功されました。

翻訳祭2016_1128_1_

翻訳祭2016_1128_2

また、その時のノウハウを活かして、
日英翻訳における機械翻訳の検証を、自主的に進めてこられました。
その際にも、弊社から知見のご提供を行い、
結果として28%ものコスト削減に成功しました。

翻訳祭2016_1128_3

翻訳祭2016_1128_4.

今回の鍵となったのが、弊社とニデック様が協力関係を築き、
必要な情報をお互いに提供し合ってきたことです。

クライアント側の企業としては、
「実際の翻訳対象データや過去の翻訳メモリ、
用語集等の資産を出来るだけ外に出したくない」
とお考えになることも多いかと思います。

一方で、多くの翻訳会社は、
「今までの翻訳フローを変えたくない、価格を下げたくない」
という考えから、新技術の導入をためらいがちです。

しかし、そういったことが続いていては、
なかなか新しい技術を取り入れて業務効率化につなげていくことができません。
クライアント側は必要な情報を伝えつつ、外部の知見を活用し、
翻訳会社側はクライアントにあった活用方法を積極的に提案することによって、
より効果的に、機械翻訳活用の道を探ることができるのです。

ヒューマンサイエンスでは、
今後もカンファレンスなどを通じて情報発信を行っていきます。
今回翻訳祭でご紹介した事例や、その他にも機械翻訳活用事例が知りたい、と言う方、
また自社の機械翻訳導入にあたって何を行うとよいかわからない、
と言う方は、是非ヒューマンサイエンスにご相談ください。

 

ブログ執筆担当

DSC02014

本多 秀樹

・日英・多言語翻訳コーディネーター
・IT、医療機器、FA製品などの分野において、
取扱説明書やUIの日英・多言語翻訳プロジェクトに従事
・日英・多言語翻訳における新たなパートナーの開拓を担当
・機械翻訳に関する調査・検証を通じ、
技術翻訳における機械翻訳活用の可能性について研究
・2015年TCシンポジウム*1
「隣の会社はMTをこう使っている
~機械翻訳活用企業に学ぶ導入と運用のポイント~」
・2015年メッセナゴヤ
「海外展開を加速!
〜翻訳期間を20%短縮できる機械翻訳活用術〜 」
・2016年JTF*2 翻訳祭
「国内医療機器メーカーにおける日英・多言語機械翻訳活用事例
~メーカーとMTコンサルが共同して機械翻訳実用化をどう進めたか~」

*1 一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会主催
*2 一般社団法人日本翻訳連盟

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