先日、ローカリゼーション/翻訳/通訳業界向けの国際的イベントである LocWorld がヒルトン東京ベイにて行われ、世界各国から業界関係者が一堂に会しました。
今回の LocWorld のテーマは「デジタルトランスフォーメーション」。IoT やビッグデータ、ブロックチェーン、AI などの最新のテクノロジーによってビジネスや周辺環境にもたらされる影響やこれらの技術の活用方法などについて、さまざまな発表がありました。
30 件近いプレゼンテーションが行われましたが、拝聴したほとんどの発表の結論は「いちばん大切なのはヒト」、「より深いコミュニケーションが必要になってくる」ということでした。どれだけテクノロジーが進化したとしても、「ヒトとヒトとのつながり」は今後も重要であることに変わりはなさそうです。
本イベントにて、ヒューマンサイエンスからは中山雄貴が登壇し、『ニューラル機械翻訳に用語集を適用するには』を発表しました。
近年多数の企業からニューラル機械翻訳サービスが提供されていますが、産業翻訳に必須である用語機能はほとんど実装されていません。そのため、産業翻訳ではニューラル機械翻訳の導入が進んでいないという状況があります。
ヒューマンサイエンスでは、ニューラル機械翻訳における用語適用の方法を試しながら、実案件での活用を進めています。
このプレゼンテーションでは、機械翻訳と用語適用テストの試行錯誤の経緯を共有し、現在ヒューマンサイエンスで行っている方法について説明しました。
ヒューマンサイエンスは、多くの機械翻訳導入実績があり、お客様のご要望に合わせてさまざまなオプションをご提供しております。
「ニューラル機械翻訳では用語が適用できないから導入すべきか決められない」などの不安をお持ちの方は、ヒューマンサイエンスまでお気軽にご相談ください。
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