Hewlett-Packard Company (HP) 様のお悩み
Hewlett-Packard Company (HP) 様は、全世界に32万人を超える従業員を抱えるグローバルカンパニーです。プリンターやPC、サーバーやその他サービス関連を全世界に出荷しています。
その中で、翻訳やローカライズを早く効率的に行うことがビジネスの成功へのカギの一つであり、ノウハウを効率的に集約し、マネージメントコストを削減するために、協力ベンダーの数を絞りたいというご要望がございました。
しかし、日本市場では、膨大なローカリゼーションの業務を集約させるだけでなく、日本のユーザーが満足するような多岐にわたるきめ細かいローカリゼーション業務が求められます。
キャパシティと柔軟性の両方のニーズに応えることのできる会社としてヒューマンサイエンスにお声かけいただきました。
ヒューマンサイエンスのソリューション
プロジェクトマネージャ4名をはじめとする専任体制を構築しました。
チーム内で情報をシェアしながら作業を進めていくことにより、ノウハウを継続的に蓄積し、品質の安定化、および向上を図っております。
・大量ボリュームの翻訳
1件あたりは数万ワードであったとしても、何本も同時に進行するものも少なくありません。複数プロジェクトが並走し、ボリュームが多くなったときに、翻訳会社として真の品質管理力が問われます。翻訳者とレビューアの育成・管理に力を入れ、翻訳者個人に依存しない安定した品質管理を実現しています。
・少量短納期の翻訳
今までで一番小さな案件は、”1ワード”です。細かな案件ほど、前後の文脈を確認しながら翻訳作業をする必要があり、気を抜く事はできません。当日中の納品が必要な特急案件のご依頼を前提に体制を構築し、柔軟に対応しております。
・マニュアルライティング
コンシューマー向けに雑誌風の日本独自のガイドを作成したり、翻訳後の文書に独自に追加するものもあります。ここで、1985年の創業から培ってきた日本語ライティングスキルを活用したサービスを提供しております。
・マルチメディアローカライズ
映像(ムービー)の字幕翻訳・編集プロジェクトでは、画面に表示できる文字数を考慮し、訳文を短く分かりやすくリライトしたものにする必要があります。また日本語のナレーションに音声を差し替える場合は、トーンや読み方の違いで複数のナレーターをご提案しております。
本事例に関連する詳しい情報は以下をご覧ください。
Hewlett-Packard Company(HP) 様の声
翻訳品質もさることながら、日本オフィスのローカルの担当者を丁寧にフォローしてもらえるので非常に助かっています。ヒューマンサイエンスがより一層弊社の翻訳業務に関わってもらえることを期待しています。是非とも、弊社社内の様々な部署の担当者と会っていただき、しっかりアピールしてもらえると助かります。
ヒューマンサイエンス担当者から
コンシューマー向け製品の場合、ビジネスユーザ向け製品よりも、言葉使いなどをより丁寧にローカライズする必要があり、苦労することもありますが、多くの方に目を通していただけるドキュメントの制作に携わることができ、とてもやりがいがあります。単なる翻訳だけではない「ものづくり」をしている満足感もあります。
また、お客様のイベントにも定期的に参加して、お客様がどのようにその製品をアピールしようとしているのか、ユーザーからどのように見られているのかを肌で感じるようにしています。
翻訳の一字一句のみにこだわるのではなく、案件自体またお客様のビジネスの全体像を把握できると、モチベーションもアップし、それが最終的な品質向上につながると考えています。
これからも、社内の制作チームと協力しながら、日本のユーザーにとって分かりやすいものを制作していきたいと思っています。