ロゼッタストーン・ジャパン様からのご相談内容
ロゼッタストーン・ジャパン様からは、英語学習教材のUI、メッセージ、ユーザーズガイド、プロモーションコンテンツのローカライズのご依頼をいただいております。
日本語版は、アメリカ本社にて言語の一つとして翻訳作業をされていましたが、日本市場を広げるためには日本人学習者がよりスムーズに学習できるような自然な文章表現が必要という考えから、弊社にお声掛けいただきました。
ヒューマンサイエンスのソリューション
ひとつの教材の中で翻訳テイストにブレを出さず、急なご依頼にも対応できるよう、専任のプロジェクトマネージャー(1名)、翻訳者(3名)とレビューアー(1名)による体制を敷いています。 何よりも一番重要なのは、翻訳後の日本語表現です。 コンシューマー向け製品翻訳の経験豊富で、柔らかい文章表現を得意とする翻訳者に限定して作業を進めています。直訳を避け、分かりやすい日本語になるよう、場合によっては意訳を行います。 例えば、英語では簡潔な表現であっても日本人学習者にとっては説明不足の表現もあるため、丁寧な説明を心がけます。ただし、意訳のし過ぎで原文の意味から離れてしまったり、学習シーンに合わなくなることはあってはなりません。 そのために、ロゼッタストーン様の英語原文製作者のコメントを参考にしたり、翻訳の意図をお客様に申し送りしております。 また、ロゼッタストーン様の教材への理解を深めるため、アメリカ本社から担当者が来日される際には、商品勉強会に参加しております。
本事例に関連する詳しい情報は以下をご覧ください。
お客様の声
2008年にWebプロモーションコンテンツのローカライズ案件を依頼して以来、5年目のお付き合いになります。当初はコンテンツのほかユーザーズガイドの翻訳をお願いしておりましたが、現在は主に学習教材のUI、メッセージ翻訳を依頼しています。 アメリカ本社でソフトに修正が入ると短納期での翻訳依頼になるのですが、見積から納品まで希望納期で調整いただきとても助かっています。 翻訳内容で疑問がある際も、ヒューマンサイエンスの窓口になっている翻訳コーディネーターがすぐに確認をして下さるので安心です。 昨年からはパンフレットのDTP編集作業も依頼をしており、スムーズにご対応いただけて助かっています。
ヒューマンサイエンス担当者から
学習教材のUI、メッセージのローカライズでは、学習者が操作に迷わないように明確な表現が必要になる部分もあれば、メッセージの表現では学習者に問いかけるようなテイストが求められる場合もあります。 教材の種類や学習対象者によっても表現方法を変える必要があり、難易度が高く感じるときもありますが、ご希望の品質に沿えるように努力していきたいと思います。
お急ぎの案件もリソース調整や社内連携でご希望納期に間に合うよう、より効率化を進めてまいります。