Moodle運用を支える体制とは?自治医科大学に学ぶ、外部委託で運用負荷を分散した事例

自治医科大学様

eラーニング

Moodle運用を支える体制とは?自治医科大学に学ぶ、外部委託で運用負荷を分散した事例

 

自治医科大学

医学教育センター 淺田 義和様

改善内容

サーバー管理を含む運用支援

プラグイン開発支援

バージョンアップ対応

改善手段

Moodle運用支援

お客様から頂いたご要望

―― Moodle導入の背景について教えてください。

学内でのeラーニング活用の流れの中で、一部の教員主導でMoodleの導入が進みました。当初は限定的な範囲での利用でしたが、教育のデジタル化とともに機能や教務での利用範囲が広がり、徐々に学内での活用が進んでいきました。

導入後、評判も徐々に広がっていったこともあり、活用方法を固定するのではなく、実際の利用を通じて段階的に運用を整えていく進め方を取ってきました。


―― 当初の想定と実際の運用状況に違いはありましたか?

コロナ禍を経て、学内での活用が急速に進みました。利用が広がる中で、Moodle運用に求められる要件も大きく変化していきました。

例えば、リアルタイム授業への対応に伴い、同時接続への配慮や安定稼働の確保といった観点が重要になり、従来の教材配信中心の運用から、システム全体の安定性を意識した運用へと変わっていきました。

また、運用の中では単に作業量が増えるだけでなく、「どの対応を優先すべきか」「どこまで影響が出るか」を判断する場面も増えていきました。特に授業期間中は、限られた時間の中で適切に対応する必要があるため、判断の負担も無視できない要素になっていたと感じています。

さらに、バージョンアップ対応についても影響が大きく、Moodle本体の更新に加えて、利用しているプラグイン(アドオン)の更新や互換性の確認が必要になります。これらは単発ではなく、継続的に考慮しなければならない要素であり、運用の複雑さが増していく要因となっていました。

こうした状況が重なる中で、サーバー管理や更新対応を含めた運用全体を学内だけで担い続けることには、マンパワーや知識の面でも限界があると感じるようになりました。


――ヒューマンサイエンスに運用を依頼する判断をされた理由を教えてください。

実は、別のところで活用していたTotaraのサーバー管理をヒューマンサイエンスにお願いしていた経緯があり、同じところで運用を一元化する方が自然だと考えました。運用を分散させるよりも、責任範囲が明確になる点も判断の理由です。

また、運用の中でもサーバー管理やバージョンアップ対応といった領域は、単に作業として対応するだけでなく、全体への影響を踏まえた上で進める必要があります。そのため、こうした領域については、管理の専門知識を持つ方に任せた方が適していると考えました。


―― 運用を進める中で良かったと感じる点はありますか?

自分自身もある程度技術的な知識はありますが、すべてをカバーできるわけではありません。その中で、新たな気づきを得られたり、より専門的な話ができたりする点は大きいと感じています。

また、相談した内容に対して、実現可否や進め方を具体的に整理してもらえるため、自分の弱い部分を補ってもらいながら進められています。結果として、無理のない範囲で運用改善を進められていると感じています。

技術的な判断が必要な場面でも、背景から理解してもらえた上で相談できるため、対応の優先度や影響範囲を一緒に整理してもらえる点は、特に助かっている点の1つです。

>>Moodle導入支援・運用サービス

ご提案のポイント

① サーバー管理を含む運用の一元化

Moodle運用の中でも負荷がかかりやすいサーバー管理を一元化することで、安定した運用基盤を構築しました。利用規模の変化にも対応できる柔軟性を確保しています。


② Moodle運用に伴走する柔軟な支援

課題や要望に対して相談ベースで対応し、まず状況に応じた運用方針を整理。運用そのものを継続的に見直していく前提で支援しています。


③ 運用領域の切り分けによる負荷分散

学内で担う運用と外部に任せる運用を整理することで、担当者の負担を抑えながら運用品質を維持する体制を整えました。

お客様からの声

―― ヒューマンサイエンスに運用を委託して良かった点は何ですか?

運用規模が広がる中、サーバー管理やインフラ周りを含めた一部の領域を任せられるようになったことで、全体の負担を分散できた点が、やはり大きいと感じています。

教員側は教材作成や授業設計に集中できる環境が整い、役割を分けながら運用できるようになりました。


―― 運用面での変化について教えてください。

バージョンアップやトラブル対応といった負荷の大きい運用について、任せられる範囲が明確になったことで、進め方自体が整理されました。

特に、プラグインの更新対応も含めて運用について一貫して相談できるようになったことで、影響を踏まえた対応がしやすくなりました。結果として、運用の不確実な部分が減り、安定した状態で続けられていると感じています。

コロナ禍でリアルタイム授業への対応が必要になった際には、サーバー規模の調整や追加対応なども含めて相談できたことで、スムーズに進めることが出来ました。

また、年1回程度実施しているバージョンアップ対応では、バックアップ取得や切り戻し対応も含めて進めていただいています。実際にサーバーとの相性によって切り戻しが必要になったこともありましたが、こうした対応をすべて学内だけで行うのは難しかったと思います。

ヒューマンサイエンスのように専門的に任せられる外部委託先があることで、万が一の際にも適切に動ける体制が整っており、それが日々の運用の安心感にもつながっています。


―― 弊社の対応についてはいかがですか?

やり取りはスムーズで、前提を踏まえた対応をしていただけるため、安心して進めることができています。こちらの状況や背景を都度説明しなくても話が通じるため、確認のやり取りを最小限に抑えながら進められる点も助かっています。トラブル時にも寄り添って対応して頂けるので、信頼感につながっています。

今後の展望

―― 今後のMoodle運用やヒューマンサイエンスへの期待について教えてください。

現在は大きなバージョンアップなどの対応は落ち着いてきているため、今後はプラグイン開発や機能改善など、Moodleをより使いやすい環境にしていく取り組みを進めていきたいと考えています。今後も、学内では負担が大きいと感じる部分はご相談し、無理のない形で運用していければと思います。

 

導入いただいた企業様の事例をご紹介eラーニング(デジタルラーニング)
導入事例集

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本事例集では、弊社サービスをご利用いただいた8社の企業様の導入事例をご覧いただけます。この機会に是非ダウンロードしてみてください。

 

 

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