富士通株式会社からのご要望
上期、下期合わせて30~40機種のPCの開発が、並行して行われます。
機種ごとに少しずつ仕様が異なり、その仕様差分を忙しい開発のメンバーからのヒアリングを行い、情報収集をする必要があります。
そのため、マニュアル作成に従事するスタッフには
・確実に開発の内容を反映する正確性を備えている
・少ないメンバーでこなすため、効率性(一人のパフォーマンス)は高くなければならない
・製品の使用(記載内容とその機能)に精通している
・ディレクション能力/印刷の知識(印刷会社への発注)
といったスキル・知識が必要です。ヒューマンサイエンスのソリューション
ヒューマンサイエンスは、1999年から継続してマニュアル作成のディレクターを派遣しています。
一般派遣とは異なり、10年以上マニュアル作成に携わったプロであるヒューマンサイエンス社員をお客様先に派遣。マニュアル作成のディレクションを行っております。
本事例に関連する詳しい情報は以下をご覧ください。
富士通ご担当者から
富士通では一般ユーザー向けと企業向けのPCを開発しています。
とくに、一般ユーザー向けのPCについては、インターネットや電話でのサポートはありますが、紙でマニュアルを提供するのは富士通ならではの使命です。
ヒューマンサイエンスは、マニュアルだけでなくeラーニングコンテンツや、翻訳業務も一括で依頼できることが派遣会社ではない強みですね。
多い時には10人以上の常駐スタッフに協力をいただいておりました。
いまマニュアル制作チームの中心として活躍いただいている方には2003年から富士通に来てもらっています。
DTPオペレーターの経験を活かして、印刷会社への発注業務なども円滑に対応してもらっています。
また、マニュアル制作チームでのInDesign操作講習会の講師として、マニュアル作成のノウハウの展開にも貢献していただいています。
今ではサブリーダーとして、マニュアル制作チーム全体のコーディネートもお願いしています。
もはやなくてはならない存在です。
外部委託が難しい開発状況なので、開発部門と直接打ち合わせを設けてマニュアルに反映する制作進行をしてもらえるのは助かります。
また、長年継続して従事してもらうことで製品への理解が深くなります。
マニュアルは修正1か所だけでも、それに影響を受ける箇所が何か所もある場合があるし、他の製品マニュアルにも影響がでることが多い。そうした判断を素早くできることは非常に心強いです。
ヒューマンサイエンス担当者から
開発の現場から印刷工程まで、日本語版だけではなく英語版も含め、一連の流れ全てのディレクションを行うので、非常にやりがいがあります。
開発担当の方との日々のやりとりでPCの知識を身につけたり、マニュアルに使用する筐体イラスト作成用の撮影に立ち合ったり、開発・マニュアル作成の背景、お客様の状況を知ることができ、個人的にも成長を感じています。
これからもお客様のマニュアル作成のために尽力していきたいと思っています。