第一三共ビジネスアソシエ株式会社様のお悩み
第一三共ビジネスアソシエ株式会社様は、第一三共株式会社のグループ企業全体のビジネスサポートを主要業務としておられます。
業務規定の内容について、分かりやすく、すぐに情報検索できるマニュアルを整備することにより、サポート品質のさらなる向上を図っておられます。
その一環として、現在の業務マニュアルをどのように改善できるか、数多く存在するマニュアルをどのように標準化できるかという点を検討しておられました。
マニュアル改善に向けての取り組みを加速させるため、マニュアル改善ワーキンググループ向けのセミナーを開催したいというお問合せをいただきました。
ヒューマンサイエンスのソリューション
実際のマニュアルをご提供いただき、評価レポートと改善案をご提出しました。セミナーで重点的に取り上げるテーマについてお打合せを重ねながら、講習会で使用するオリジナルテキストをご用意いたしました。
講習会の内容
・お客様の実際のマニュアルを講習テキストとして使用。
・3時間コースでご提供できるようにセミナー内容をカスタマイズ。
・マニュアル分析結果をもとに「目次を見直す」「用語を統一する」
「わかりやすい表現を心がける」「視認性を向上するレイアウト」などの
ポイントを中心に、実際のマニュアルでの事例を用いた演習問題も作成。
・演習問題の題材を用いて、どのように改善できるかをディスカッション。
本事例に関連する詳しい情報は以下をご覧ください。
お客様の声
実際に弊社で使用しているマニュアルを使って具体的に進めていただいたので、とても分かりやすく、実務にも活かしやすくてよかったです。
マニュアルが漠然と分かりにくいと思っていても、文章には人の癖や思い入れが強く出るものなので、たとえ上司やリーダーに指摘されてもなかなか素直に直せないものだと思います。
そういう意味で外部のプロのアドバイスは、客観的になることができ素直に受け入れることができました。
弊社のマニュアルは、情報を漏れなく正確に伝えることを意識するあまり、詳述することに重点を置くものもありましたが、読者目線で簡潔な表現を使うことが分かりやすさの点で重要だということを改めて認識しました。
マニュアルの目次は、あまり意識せずに最後に作成していましたが、タイトルを見ただけで何が書かれているのか分かるように「誰が」「どんなときに」「何のために」読むのかを意識して設計することが重要だと分かりました。
セミナーを通して関係者間でこの認識を共有できましたので、今後のマニュアル品質改善に向けて大きな一歩を踏み出せたと実感しています。
ヒューマンサイエンス担当者から
業務マニュアルを題材としたセミナーです。
業務に精通したご担当者様がマニュアルを作成しておられましたので、書かれている内容は正確かつ十分な内容でした。
今回のセミナーでは、「マニュアル読者にとって分かりやすいマニュアルとは何か」をテーマに改善点をディスカッションし、ワークショップを通じどのように改善できるかを具体的に考えました。
「誰が」「どんなときに」「何のために」読むかを一層意識することで、マニュアルの分かりやすさを向上させられることがよく理解できたセミナーでした。マニュアルを良くしたいというご担当者様の思いを共有しながら、セミナープランを企画検討できたので、マニュアル標準化に向けた取り組みの良い土台作りができました。