DITA対応でユーザーズマニュアルの編集を効率化――中間工程の削減で社内負荷を軽減

ルネサスエレクトロニクス株式会社様

マニュアル制作

DITA対応でユーザーズマニュアルの編集を効率化――中間工程の削減で社内負荷を軽減

 

DITA編集―DITAを活用したユーザーズマニュアルの編集をサポートいたしました。

ルネサスエレクトロニクス株式会社 概要

・設立:2002年

・資本金:153,209百万円(2024年12月末)

・事業内容:各種半導体に関する研究、開発、設計、製造、販売およびサービス
https://www.renesas.com/

ご利用サービス

・DITAを活用した半導体製品ユーザーズマニュアルの編集

ルネサスエレクトロニクス様からのご相談内容

ルネサスエレクトロニクス様では、半導体製品のハードウェア仕様を説明するユーザーズマニュアルを効率的に管理・編集するため、DITA(Darwin Information Typing Architecture)という構造化ドキュメントの国際標準規格を導入されていました。DITAは大量の文書を扱う上で非常に効果的ですが、その運用には専門的な知識と人手が必要です。

特に以下のような課題を抱えておられました。
・社員が本来業務に集中できるよう、ドキュメント業務に割く時間を削減したい
・DITAに精通した外部パートナーが必要


社内リソースだけではDITA運用に対応しきれず、信頼できる外部パートナーを必要とされていました。

DITAの特徴と課題

DITAは、大量のマニュアルや技術文書を効率よく作成・管理するために開発された構造化ドキュメントの国際標準規格です。XMLをベースとし、誰もが自由に利用できます。

【DITAの主な特徴】
・再利用性の高さ:一度作成したモジュールを他文書へ容易に流用可能
・文書構造の標準化:ルール化により品質を均一化
・多言語展開に最適:翻訳しやすい構造
・CCMS(コンポーネントコンテンツマネジメントシステム)と連携し大量文書を一括管理可能


一方で、以下のような課題もあります。
・学習コストが高い
・ルール通りの運用が難しい
・CCMS操作スキルが必要
・失敗事例も多いため、適切な設計と伴走支援が不可欠


DITAは効率化に有効ではあるものの、「導入後の安定運用」が最大の壁と言われています。ルネサスエレクトロニクス様もこうしたDITAの利点と難しさを理解されており、当社が運用支援を担うことになりました。

ヒューマンサイエンスのソリューション

当社は2019年頃より、ルネサスエレクトロニクス様へ継続的にDITA関連の編集支援をご提供しています。主な支援内容は以下の通りです。


・CCMSに直接対応する編集体制を構築
従来の「抽出 → 編集依頼 → 再インポート」といった手間を解消し、当社担当者が直接CCMSにログインして編集・保存・出力まで対応することで、中間工程が削減され社内負荷が大幅に軽減されました。


・柔軟な対応体制の構築
繁忙期や急な依頼にも対応できる体制を整え、年間を通して切れ目のない支援を実現しました。


・サービスの多角的な活用
2019年のDITA編集業務から始まり、2020年には英日翻訳、2021年には英文品質改善サービスへと拡大。当社がDITA編集した英文マニュアルを日本語翻訳し、非ネイティブが執筆する英語文書の品質改善までトータルで支援しています。

お客様の声

ヒューマンサイエンス社は、DITA執筆・英日翻訳・英文品質改善の各業務において常に高い専門性と柔軟な対応力を発揮してくださる信頼できるパートナーです。今後も新しい技術や運用にともに挑戦し、より良いドキュメントづくりを目指していきたいと考えています。

ヒューマンサイエンス担当者から

ルネサスエレクトロニクス様とは2019年頃よりお付き合いがあり、当初は編集補助のような形で関わらせていただきました。その後、CCMS上での編集や仕様書からのDITA執筆など、より高度なご依頼をいただき、現在では安定的にパートナーとして支援させていただいております。

DITAの運用にはルール理解と継続的な体制構築が不可欠です。当社は単なる外注先ではなく、お客様と共にルールを守り成果を出すパートナーとして今後も支援を続けてまいります。

また今回の取り組みを通じて、コンサル部門や翻訳部門など他サービスへの展開も進んでおり、お客様の多様なニーズに対応する体制も強化しています。

今後の展望

現在、ルネサスエレクトロニクス様ではCCMSを含めたドキュメンテーションシステムの拡張をご検討中です。また、DITAを活用した運用体制もさらに進化する可能性があります。将来的にはWeb化やAI技術との連携により、迅速かつ適切なナレッジ提供の実現を目指されています。

ヒューマンサイエンスとしては、こうした新技術の活用ニーズに柔軟に応えるため、継続して研究を重ね、マニュアル品質向上と効率的な運用を支援してまいります。

 

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