
1. 医療翻訳・医薬翻訳とは?
IT分野などの多岐にわたる領域で翻訳サービスを提供するヒューマンサイエンスは、医療全般を扱う翻訳会社でもあると同時に、翻訳関連の各種技術を開発・運用するテクノロジーカンパニーとして、幅広いソリューションを提供しています。
https://www.science.co.jp/localization/industry/medical/index.html
本コラムでは、医療医薬翻訳についてと翻訳依頼先選定のポイントについてお伝えしていきます。
医療翻訳の対象
ヒューマンサイエンスの医療・メディカル翻訳サービスの紹介ページでは、医療業界の翻訳対象について、「医薬・医療翻訳サービス」と「医療機器翻訳サービス」に分けてご紹介しています。
https://www.science.co.jp/localization/industry/medical/index.html
「医薬・医療翻訳」で一番主要なものとして、製薬会社が作成する、治験関連や規制当局への安全性報告などの文書(薬効薬理試験、薬物動態試験、毒性試験、安全性試験の報告書、治験薬概要書、治験実施計画書、同意説明文書、治験総括報告書、症例報告書等)の医薬翻訳があります。
ほかに、英文医学ジャーナルに掲載された論文や学会資料等の日本語訳や、日本の医師が執筆した論文や日本の医学会が作成した診断・治療ガイドラインの英訳の学術・アカデミックの医学翻訳もあります。
「医療機器翻訳」も、開発・製造・承認で作成される文書のほか、取扱説明書等の各種マニュアル類やカタログの翻訳があります。
ほかに、近年、需要が増加している分野として、バイオ関連(細胞分析・遺伝子解析やそのための装置やラボ用品など)の分野があります。
また、メディカル関連の企業の制作物の形態の新しいトレンドとして、アニメーションや動画を取り入れた社内向け教育用の資料、動画コンテンツなどがあります。
医療翻訳の需要と将来性
近年のコロナ禍のなかで、医療業界は大いに脚光を浴びました。実際、PCR検査機器やワクチン開発、ECMOや人工呼吸器などは大変な話題となりました。では、実際の市場の状況はどうか?については、製薬業界か医療機器業界か、国内か世界全体かなどにより異なるようですが、医療業界全体としては、需要は比較的安定したものがあり、景気にも左右されにくいという傾向はあり、翻訳に対する需要も安定しているようです。
また、医療分野の中でも治験に関する書類については、翻訳需要が年々高まっています。
国際的な治験が増加し、多言語対応が求められるため、正確な翻訳が不可欠です。
治験実施計画書や治験同意説明書などが、翻訳対象となる文書の代表例となりますが、治験に関する書類の翻訳は、治験の成功に直結するため正確性が非常に重要です。
医療翻訳とそれ以外の翻訳の違い
医療翻訳とそれ以外の翻訳にはいくつかの重要な違いがあります。
・高度で専門的な知識が要求される
まず、医療翻訳は高度で専門的な知識が要求される点が大きな特徴です。医療分野には独自の専門用語や略語が多く存在し、それらを正確に理解し、適切に翻訳する能力が求められます。例えば、薬品名、病名、治療法、診断名など、専門的な知識が不足していると誤訳が生じやすく、患者の健康に重大な影響を及ぼす可能性があります。
さらに医療知識は日々更新されるため、医療翻訳を行うには学会や研究論文などから常に最新の医療知識を仕入れる必要があります。
一方、一般的な翻訳では、特定の専門知識が必須とされることは少なく、文脈や文化的な背景を理解し、適切な表現に置き換える能力が重視されます。もちろん、技術翻訳や法的文書の翻訳など、他の分野でも専門知識が必要とされる場合がありますが、医療翻訳ほどの専門性は求められないことが多いです。
・正確性と一貫性が求められる
また、医療翻訳においては、正確性と一貫性が特に重要です。医療文書はしばしば法的な文書としての側面も持ち、誤訳が法的な問題を引き起こす可能性があります。そのため、翻訳者は常に最新の医学知識をアップデートし、用語の統一性を保つ必要があります。これに対して、一般的な翻訳では、文体や表現の柔軟性が求められることが多く、創造的なアプローチが許される場合もあります。
・倫理的な配慮が必要
さらに、医療翻訳では倫理的な配慮も重要です。患者のプライバシーを守るための機密保持や、患者に対する誤解を避けるための明確で簡潔な表現が求められます。これに対して、一般的な翻訳では、情報の機密性や倫理的配慮は必ずしも同じレベルで要求されないことが多いです。
総じて言えば、医療翻訳は高度な専門知識、正確性、一貫性、そして倫理的配慮が求められる非常に特殊な分野であり、他の翻訳とは異なるスキルセットと責任感が必要とされます。
医療翻訳に資格は必要?
医療関係の資格というと、まず医師の資格や薬剤師の資格が思い浮かぶかと思いますが、現役の実務翻訳者や実務翻訳を志す方が、上記の資格、特に医師免許を取得するのは現実的ではないでしょう。そこで、実務翻訳の実力を示すための検定試験で医学薬学分野が対象に含まれるものとして、ここではJTFほんやく検定を紹介しておきます。1~2級は合格率5%を下回る難関とされ、医学薬学の実務翻訳の実力を示す公的な証明といえそうです。
JTFほんやく検定の他に、医薬翻訳能力を証明する資格としては、
・JTA公認翻訳専門職資格
・日本医学英語検定試験(医英検)
・治験実務英語検定
・翻訳実務検定TQE
・「アメリア」定例トライアル
などが挙げられます。
しかし、資格はなくとも、医学、薬学、生物学、生化学などの学習歴や、製薬会社、CRO、医療機器メーカー、医学系出版社、医療系広告代理店などの勤務経験をベースに研鑽を積んで、翻訳に携わっている方は多くいらっしゃいます。
また、実際の翻訳では、検定対策で学習した分野にぴったり合致した内容の案件を任されるとは限りませんし、業務を遂行する際は、クライアント指定事項等の各種ルールの遵守や、指定された翻訳関係のツール等の使用に慣れていること、高い迅速性・正確性が求められ、それらは資格の保有よりも、実戦での経験や対応しようという姿勢がものを言う側面も多分にあります。
■医療翻訳に求められる能力
語学力
医療翻訳に求められる語学力については、他の実務翻訳と大きく異ならないため英語力レベル等についての説明は割愛しますが、ここでは医療翻訳の英語の独自性についてご紹介します。
英訳の例として、海外の医学ジャーナルに英文の論文を投稿する場合は、論文の構成や独自の表現を熟知していなければなりません。また、ジャーナル各誌には投稿規程があり、文体やスタイルが細かく規定されています。日本人の傾向として「内容が良ければ多少のスタイル逸脱は許してくれるのでは…」と考えてしまう面があるかもしれませんが、実際にはスタイルの逸脱がネックとなり、査読をパスできないこともあります。
日本語訳の場合も、上記の医学論文だけでなく、治験関連文書、安全性報告書などの医薬品関係の文書等、それぞれに独特の書式や文体、表現があり、それらに沿った翻訳が求められます。
一方で、医療機器のニューズレター、ホワイトペーパー、カタログなどでは、高度な専門性を保ちながらもマーケティング的な表現も随所に盛り込まれた文章を的確に訳していく必要があります。
また、ドクターの講演や座談会、ドクター向け・企業内向けトレーニングなどの動画での字幕や吹き替え翻訳では、専門的な内容を含めて話された主要なメッセージを漏らすことなく、文字数を減らしたり、聞き取り・読み取りやすい文にしたりしなければなりません。
専門知識
実務翻訳全般に専門性は高いですが、医療翻訳で求められる専門知識は広範で深いといえます。
ここで、具体的に各医学領域を以下に記載してみます。
脳神経科領域 循環器科領域 呼吸器科領域 消化器科領域 婦人科領域 泌尿器科領 皮膚科領域 歯科領域 眼科領域 整形外科領域 外科領域 精神科領域 内分泌・代謝領域 癌領域 麻酔領域
これらの領域の一つひとつにおいて、新薬や新しい医療機器が開発され、学会が診断ガイドライン等の策定などの活動を行い、医師が医療行為を行ったり論文投稿したりし、文献や書籍、論文雑誌等が存在します。
これらにより発生する文書等はいずれも専門性が高いものばかりです。
翻訳の際、求められる具体的な知識や能力として、医薬関係の翻訳では治験に関する知識、医学論文関係の翻訳では医学的な知識のほかに学術論文に慣れていること、医療機器関係の翻訳では、該当する医学領域のほか、申請関連書類、製造作業手順書や取扱説明書に慣れていること、医療機器では、その種類によって機械・光学・化学・物理学の知識が求められます。また、共通する基盤となる知識として、医学、薬学、生物学、生化学、統計学があげられます。
しかし、当然のことながら、これらすべてを一気にマスターすることは至難の業であり、高い実力のある翻訳者であっても、循環器領域なら循環器領域で実績を積み、それによる経験やノウハウをもとに新たな領域を開拓していくのが一般的です。
2. 医療翻訳・医薬翻訳が重要な理由
2020年初頭以来のコロナ禍により状況は変わっていますが、コロナ禍前の数年来の訪日外国人および外国人労働者の増加の傾向は、長期的には大きな流れとして変わらないものと思われます。日本に住む、または日本を訪れる人たちにとって、病院や医薬品などで医療に関する情報が自国語で提供されれば有益であることは想像に難くありません。このことからも医療の翻訳の意義を感じることができると思います。
しかし、医療翻訳・医薬翻訳が重要な理由は他にも多くあります。
■生命、健康に関するもの、流行ものではない本質的なものを扱う
医療機関、製薬メーカーやCRO、医療機器メーカー、薬剤や医療機器の販売会社の人たちはみな、日々の仕事の中で生命、健康に関するもの、流行ものではない本質的なものを扱っているという誇りを心のどこかで抱きながら業務にあたっています。そんな医療・医薬の現場で発生するドキュメントが重要であることはあらためて言うまでもないでしょう。それらのドキュメントを迅速かつ正確に翻訳して、必要とする人たちにお届けすることは非常に意義のあることです。
■医薬品等の国際的な導入に貢献
医薬品の開発において、「国際共同開発」という考え方が一般的になってきています。
厚生労働省の「国際共同治験とは(https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/07/dl/s0727-11d_0002.pdf)」によれば、「新薬の世界規模での開発・承認を目指して企画される治験であって、一つの治験に複数の国又は地域の医療機関が参加し、共通の治験実施計画書に基づき、同時並行的に進行する臨床試験。主に第Ⅲ相試験が対象とされている。」とあります。要するに、新薬の開発・治験・承認を世界同時進行的に行うことにより、各国間の新薬の導入時期の格差をなくそうというのがその概念です。
翻訳に携わる者として、新薬の開発・治験・承認の各段階で発生する文書の翻訳(日本の製薬メーカーであれば日英、海外であれば英日)を早く正確に行うことにより、世界の医療への貢献の一端を担うことができるわけです。
医療機器においても、国内から海外、海外から国内を問わず、有用な医療機器の迅速な導入に寄与することは重要であることに違いはありません。
世界規模の製品同時開発・発売はIT関連でのローカライズや民生品でも一般的なものですが、生命や健康にかかわる医薬品や医療機器等の迅速な導入には、それらとはまた違った重要性があると言えそうです。
3. 医療翻訳の難しさと注意すべきこと
ここまで、ご紹介した医薬翻訳に求められる能力と医療翻訳・医薬翻訳が重要な理由をお読みいただけば、高い語学力と専門知識が必要なこと、医療翻訳の重要性ゆえに正確性や迅速性が求められることがお分かりいただけたと思います。
以下に医療翻訳の難しさと注意すべきことの例を挙げてみましょう。
■出版社が刊行する医学書籍や医学論文では、大学教授や該当領域の権威の医師に監修や編集委員として校閲を依頼することがほとんどです。また、製薬会社等がスポンサーになることも多くあります。
もともと緻密な翻訳が求められる医学書籍や論文ですが、校閲を担当する監修者や編集委員の先生方のなかには、翻訳に対しひときわ高いレベルを求める方も少なくありません。また、監修者や編集委員の先生方は多忙を極めていることがほとんどですので、翻訳に関わる者が最大限の品質の担保したうえで、先生方の校閲に供する必要があります。また、制作過程の中でスポンサーの製薬会社も翻訳の確認に関わりますが、製薬会社の場合、例えば、コンテンツ内で言及される薬剤(自社製品か競合他社製かにかかわらず)の有効性や安全性が正確に記載されているかについて非常に気を遣う傾向があります。
■製薬会社やCROの安全性部門では、収集した医薬品の有害事象について、有害事象名、重篤度、因果関係に関する情報を迅速に当局に報告しなければならず、当局への報告期限は、事象の重篤度、因果関係等により定められています。
安全性報告の際、使用されるCIOMS等の症例報告は、文章の難易度自体は比較的平易とみなされることも多いですが、専門性の高い独特な形式の文書であることには違いありません。また、治験が進行中の薬剤は、一度に大量の文書が発生することも稀ではなく、高い迅速性が求められます。
加えて、妊婦への投与や乳幼児への投与、定められた適応症以外への投与、定められた用量を超えた投与なども当局への報告の際の非常に重要な要素となりますので、それらの判定に影響を及ぼすような誤りが翻訳に含まれていた場合、問題になります。したがって、製薬会社やCROの安全性担当者が、重篤度、因果関係の誤った判断をすることがないように、正確な翻訳することが求められます。
ここで、治験文書の実際の文章を見てみましょう。
- (英文)Study aaaaaaa is a randomized study evaluating bbbbbbb monotherapy versus physician’s choice (ccccccc, ddddddd, or eeeeeee) for the treatment of mCRPC patients with a BRCA1/2 or ATM mutation who have received prior treatment with AR-directed therapy but have not yet received fffffff chemotherapy in the castration-resistant setting.
- (訳例)xxxxxxx試験は、アンドロゲン受容体(AR)指向性治療の治療歴があるがfffffff化学療法の治療を受けていないBRCA1/2変異やATM変異のあるmCRPC患者に対する、本剤の単剤治療と医師の選択した他剤(ccccccc、ddddddd、またはeeeeeee)の効果を評価するランダム化試験である。
仮に、機械翻訳を使用して上の文章を翻訳すれば、現在の機械翻訳であれば、ある程度のレベルの訳文を作成することができるでしょう。また、何より、訳文を即座に、かつ大量に作成されるのは大きなメリットといえます。
しかし、上記のようなある程度以上の長さのある文になれば、訳文の構造に問題がないか確認は必要でしょうし、文章中に多く含まれる専門用語が適切に訳されているか(一般的な表現になっていないか、文脈的に最も適した用語になっているか、訳語に揺れがないか)の確認も必須です。
また、人手による翻訳の場合、優秀な翻訳者であれば、上記のような要素に加え、この文章の主役である治験薬は何なのか、文章中の試験の趣旨はどういうことなのか、試験結果が薬剤の治験に及ぼす影響はどんなことかを考えたり調べたりしながら翻訳をしていきます。
しかし、機械翻訳では上記のような判断は行われず、あくまで文章の解析やコーパスの参照を行うものですので、上述のような内容の確認は、ポストエディットという工程で念入りに行う必要があります。
翻訳依頼主や翻訳会社は、これらのことを勘案し、必要とする翻訳品質レベルや納期、予算もかんがみながら、機械翻訳で行うか、人による翻訳で行うか適切に判断し、翻訳プロジェクトの進め方を検討していく必要がありそうです。また、人手で行う場合、改版などの理由で既存の文書に流用箇所が多くあるのであれば、Tradosなどの翻訳支援ツールを使い、既存の訳を翻訳メモリーとして活用して翻訳するということも有力な選択肢となってきます。
4. 医療翻訳依頼先を選定するときのポイント
最後に医療翻訳の依頼先を選定するときのポイントをご紹介します。
高い専門性を備えた翻訳者のいる会社
医療関係の文書の翻訳では本コラムでご紹介したような難しさがあります。大前提として、高い専門性と実績を備えた医薬・医学系翻訳者が豊富にいる翻訳会社である必要があります。
医療翻訳の実績がある、医療関係の翻訳部署のある会社
国内外のさまざまな医療関連企業や医療機関との実績がある翻訳会社はやはり安心感があるものです。翻訳会社のホームページで確認するなどして、実績を確認するのがよいかもしれません。
テクノロジーを備えたソリューションを提供できる会社
大量の文書を迅速に翻訳しなければならない医療翻訳では、機械翻訳や翻訳支援ツールの使用を初めから選択肢から除外することはもはや困難でしょう。また、動画やeラーニングなど新しい技術を盛り込んだコンテンツも次々に現れています。機械翻訳や翻訳支援ツールの実績もあり、新たなコンテンツにも対応できる、幅広いソリューションを提供できる会社が望ましいと言えるでしょう。
5. 医療翻訳の事例をご紹介
150名の医療・医薬翻訳者と専門のレビューアによるフルレビュー体制
ヒューマンサイエンスでは、翻訳の品質を左右する重要な要素の一つに、翻訳作業後のレビュー(チェック)作業があると考えています。そのため、経験豊富な専門のレビューア(チェッカー)が翻訳の全文をチェックする体制を取っています。
この作業により、翻訳者の作業段階でのエラーやミスを検出し、適切に修正します。加えて、専門的な見地から翻訳の正確性を向上させ、また、複数の翻訳者による翻訳の調整を相互に行うことで、全体的な翻訳品質の安定化に寄与します。
医薬・医療 翻訳者
医療、治験分野における実績のある翻訳者が150名在籍しています。M.D(Doctor of Medicine)・Ph.D(Doctor of Philosophy)を取得したネイティブによるチェック、英文校正を提供しています。
日英翻訳者
Ph.D
- 得意分野
- バイオ、遺伝子、計算化学
- 実 績
- オンコロジー(プロトコール)、婦人科(ICF)、細胞生物学(論文)
日英翻訳者
医薬専門翻訳歴26年。医薬専門翻訳会社勤務15年
- 得意分野
- オンコロジー
- 実 績
- 肺がん(CSR)、大腸がん(IB)、PMDA照会事項 、治験実施計画書、治験総括報告書、症例報告書、説明同意文書、治験薬概要書、PMS、照会事
日英翻訳者
医薬専門翻訳歴25年
- 得意分野
- 生医療(iPS細胞)
- 実 績
- 循環器領域(論文)、白血病(論文)、呼吸器領域(診療ガイドライン)
英日翻訳者
医薬専門翻訳歴12年
- 得意分野
- 糖尿病、血友病学
- 実 績
- 大腸がん(論文)、乳がん(総括報告書)、糖尿病(論文)
英日翻訳者
メーカー医薬研究所勤務10年
- 得意分野
- オンコロジー、CMC
- 実 績
- バイオ医薬品(CTD2.3)、オンコロジー(審査報告書)、CMC
英日翻訳者
薬剤師
- 得意分野
- 循環器、オンコロジー
- 実 績
- 尿路上皮癌(プロトコール)、抗体医薬品(CTD 2.3)、大静脈フィルター(CSR)
英日
翻訳歴24年
医薬専門翻訳会社勤務10年
- 得意分野
- 臨床、非臨床、市販後調査
- 実 績
- 治験実施計画書、治験総括報告書、治験薬概要書、説明同意文書、毒性試験、薬物動態試験、PMDA照会事項、添付文書
英日
翻訳歴24年
医薬専門翻訳会社勤務10年
- 得意分野
- 臨床、非臨床、市販後調査
- 実 績
- 治験実施計画書、治験総括報告書、治験薬概要書、説明同意文書、毒性試験、薬物動態試験、PMDA照会事項、添付文書
英文校正
校正者歴14年
海外および国立大学研究職8年
- 得意分野
- 臨床、非臨床、市販後調査
- 実 績
- 説明同意文書、症例報告書、治験実施計画書、SOP、投稿用論文、各種診断用ガイドライン
日英
翻訳歴5年
研究職4年
- 得意分野
- 臨床、非臨床
- 実 績
- 症例報告書、治験実施計画書、説明同意文書、治験薬概要書、学会資料、医学文献、学術論文
英文校正/ドクター校閲
校正者歴4年
PMDAアドバイザー、国立研究所クリニカルフェロー、医師免許保有
- 得意分野
- 臨床、非臨床、市販後調査
- 実 績
- 厚生労働省通知、PMDA照会事項、安全性報告、投稿用論文、各種診断用ガイドライン、プレスリリース、各種社内資料
医療機器 翻訳者
品質の高い翻訳を提供するため、特定の医療機器が利用される診断および治療行為に関する前提知識を持つ翻訳者が翻訳を担当します。
翻訳歴15年
内資系医療機器メーカー勤務経験15年
医療機器
学術論文、治験実施計画書、試験機器概要書、治験総括報告書、技術報告書、取扱説明書、不具合報告書、行政官庁提出用文書
翻訳歴3年
外資系製薬メーカー
勤務経験11年
医薬、医療機器
取扱説明書、ソフトウェア関連資料、添付文書、治験薬概要書、治験実施計画書、展示会/学会向け報告書、学術論文
翻訳歴13年
内資系製薬メーカー
勤務経験8年
医薬、医療機器
治験実施計画書、治験薬概要書、治験総括報告書、同意説明文書、治験責任医師へのレター、医薬品添付文書、副作用報告書
合格率20%の品質基準を満たした翻訳者・ポストエディターの採用
「ヒューマンサイエンスには、翻訳者150名、ポストエディター75名が在籍していますが、その業界に特化した翻訳者・ポストエディターの選定・トライアル審査を行っています。
ネイティブ・翻訳ディレクターによる審査、実績などを考慮のうえ、契約となった翻訳者・ポストエディターのみをプロジェクトにアサイン。
厳格な基準を設け、合格率は翻訳者で20%で、ポストエディターで10%となっています。
平均経験年数も5年以上のため、安心の品質をお約束します。
医療翻訳事例の一部をご紹介
製薬会社から医療機器メーカーまで、様々な企業との取引実績を有しています。
- 製薬会社
- あすか製薬株式会社
- 大塚製薬株式会社
- 田辺三菱製薬株式会社
- 中外製薬株式会社
- ノバルティスファーマ株式会社
- 株式会社龍角散
- CRO
- 株式会社アイコン・ジャパン
- クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン株式会社
- 株式会社新日本科学PPD
- パレクセル・インターナショナル株式会社
- 株式会社メディサイエンスプラニング
- DOTワールド株式会社
- 医療機器
- アレイ株式会社
- イルミナ株式会社
- カールツァイスメディテック株式会社
- コニカミノルタ株式会社
- 株式会社シード
- 株式会社ニデック
- 日本光電工業株式会社
- 日本ベクトン・ディッキンソン株式会社
- 日本メドトロニック株式会社
- バクスター株式会社
- 富士フイルムメディカル株式会社
- ベックマン・コールター株式会社
- ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社
- リオン株式会社
- ライフサイエンス 分析機器
- イルミナ株式会社
- ザルトリウス・ジャパン株式会社
- 株式会社コスミックコーポレーション
- サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社
- サーモフィッシャーダイアグノスティックス株式会社
- 日本ウォーターズ株式会社
- 一般社団法人 日本分析機器工業会
- ライフテクノロジーズジャパン株式会社
- 株式会社レビティジャパン
- STEMCELL Technologies
- 株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング
- その他
- 一般社団法人日本呼吸器学会
- 一般社団法人日本アレルギー学会
- 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター
- 株式会社メディカルレビュー社
- 株式会社 じほう
- クレコンリサーチ&コンサルティング株式会社
- エンサイス株式会社
- ターギス株式会社
- 株式会社ケアネット
- アリスグローバル株式会社
■医療翻訳はヒューマンサイエンスにお任せください
翻訳支援ツール、機械翻訳、チェックツールの実績とノウハウを蓄積し、多くの翻訳・ドキュメント制作を手掛けてきたヒューマンサイエンスは、専門性が求められる医療分野でも人×テクノロジーで短納期・高品質な翻訳を提供してまいりました。高精度かつスピーディで高いコスト効率を実現するテクノロジーと、優秀な人による作業の安心を提供するヒューマンサイエンスのサービスをぜひご活用ください。