前回、機械翻訳にかける前に品質を向上するために原文をプリエディットする作業についてお話しました。
機械翻訳にかけただけでは、訳文の品質が十分でない場合も多いため、機械翻訳をかけた後にも、訳文をよりよく修正する必要があります。この作業を、「ポストエディット」といいます。
ただし、ひとことで「ポストエディット」といっても目標とする品質基準により、どこまで修正するのかは異なってきます。
「原文の内容が正確に伝わればいい」のか、「流暢さ」や「読みやすさ」まで求めるのか。
修正作業に時間がとられすぎて、人による翻訳よりコストがかかってしまうと、機械翻訳を使う意味がありませんよね。
使用するエンジンのアウトプットの品質やポストエディットにかかるコストを考慮したうえで、プロジェクトごとにどのレベルまでポストエディットするのかを決めることが大切です。
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