moodle パフォーマンスチューニング

moodleはOSからミドルウェアまで全てオープンソースで構築することが可能です。
しかし、そのままインストールしただけでは、サーバーのメモリーなど十分に使いこなせず、期待するパフォーマンスがでない場合があります。
使いこなすためにはパラメーターの適切な設定が重要です。
適切な設定を行い、快適なmoodleシステムを実現します。

  • 実際に用意したmoodleシステムが想定したアクセスに耐えられるのか確認したい
  • 現在運用しているmoodleの動作が遅いので調整して欲しい

など、moodleシステムのパフォーマンスについてのチューニングを行います。

チューニングには大きく分けて2つのプランを用意しています

プラン1
パラメーター再設定プラン
サーバーのスペックをヒアリングし、そのリソースを最大限利用できるようにパラメーターを調整します。 想定値での設定になるため、3ヶ月ほどかけて微調整を行います。
プラン2
負荷試験プラン
約3~5日かけてシステム全体のチューニングを行います。
まず、moodleの実際の使い方に近い形でシナリオ(例:ログイン→コース選択→小テスト→ログアウト)を作成して負荷試験を行います。
パラメーターを調整しながらサーバーなどのハードの能力を最大限に活かせるまで、負荷試験を繰り返し行います。
プラン比較
メリット デメリット
プラン1
パラメーター再設定プラン
  • ・サービス停止時間が短い
  • ・目標のスペックが達成できているかわからない
  • ・システム全体のボトルネックがどこかわからない
プラン2
負荷試験プラン
  • ・目標のスペックが達成できているか客観的な数値でわかる
  • ・システム全体の限界値がわかる
  • ・システム全体のボトルネックがわかる
  • ・数日間サービスを停止しなければならない