2015年10月28日(水)にセミナー「わかりやすく活用される業務マニュアル・業務手順書の作成法とそのポイント 〜演習付〜」(株式会社日本テクノセンター様主催)を開催します。
数多くの具体的な事例や演習を通して、使われるマニュアルを書くコツやノウハウを伝授する講座です。
企業にとって必要不可欠な業務マニュアル・業務手順書の効果的な作成・運用のポイントを実践的に修得できる特別セミナーです。
わかりやすく活用される業務マニュアル・業務手順書の作成法とそのポイント 〜演習付〜
〜業務マニュアル・業務手順書作成の流れ、わかりやすく書くためのテクニック、運用のポイント〜
開催要項
- 日時
- 2015年10月28日(水) 10:30 ~ 17:30
- 場所
- 株式会社日本テクノセンター様 研修室
東京都新宿区西新宿二丁目7-1 小田急第一生命ビル 22階 >>アクセス
- 受講対象者
- ・マニュアル担当者、業務マニュアル・業務手順書を企画する方、
業務マニュアル・業務手順書の改善を検討している方
・新人やメンバー育成を効率化するための業務マニュアル・業務手順書が必要な方
・社内で業務マニュアル・業務手順書を効果的に活用したい方
- 習得知識・スキル
- ・業務マニュアル・業務手順書作成のアプローチが理解できる
・業務の整理、まとめ方のコツが理解できる
・業務マニュアル・業務手順書を運用するにあたり、品質を維持するためのポイントを理解できる
- プログラム
- 1.良いマニュアルとは
(1)なぜマニュアルは役に立たないのか
a.マニュアルに求められること
b.よいマニュアルを作るには
(2)操作マニュアルと業務マニュアルの違い
(3)業務マニュアルの必要性
a.マニュアル化のメリット社員育成のニーズ
b.マニュアルは何のために作るのか技術継承・技能継承
- 2.業務マニュアル・業務手順書作成の流れ
(1)基本的な制作フロー
a.規格/設計
b.様式
c.編集・執筆
d.チェック
e.運用・改善
(2)最初に決めておくこと
a.マニュアルのコンセプト
b.対象読者の想定
c.マニュアルの体系
d.マニュアル形態
e.制作体制
(3)探しやすい目次をつくるために
(4)読みやすいレイアウトとは
(5)演習? マニュアルを評価してみる
- 3.業務を整理する
(1)マニュアル作成の目的を明確にする
(2)業務のながれを見える化する(可視化)
(3)業務を最適化する(適正化)
(4)業務を標準化する
(5)演習? フローチャートを使って業務を整理してみる
- 4.事例で学ぶ業務マニュアル・業務手順書作成のコツ
(1)作業手順書マニュアル作成のコツ
a.フロー図を効果的に使う
b.作業手順をまとめる
c.作業効率化のコツを書く
d.イラストを使ってわかりやすく
(2)クレーム対応手順書マニュアル作成のコツ
a.クレーム対応のながれ
b.例外処理の対応
c.Tel/文書でのクレーム対応
(3)演習? 実際に業務手順書マニュアルを書いてみる
- 5.わかりやすく書くためのテクニック
(1)簡潔な文章
(2)明確な文章
(3)読みやすい文章
(4)誤解されない文章
- 6.業務マニュアル・業務手順書を運用する
(1)更新のタイミング
(2)更新の方法
(3)更新のポイント
(4)更新履歴
- 7.まとめ
- 2.業務マニュアル・業務手順書作成の流れ
講師プロフィール
安岡 仁之
- ・テクニカルライティング歴15年
- ・企業内システムの操作マニュアル、業務マニュアル、各種取扱説明書、製品活用ガイド、教育教材の作成プロジェクトに従事
- ・マニュアル評価や、大手メーカーのマニュアル制作コンサルタントとしても活躍中
- ・2008年からは、大手FA機器メーカーの製品マニュアルの開発部署向けに、専任講師を継続的に担当
- ・「分かりやすい取扱説明書・マニュアルの作り方と制作コストの削減ノウハウ 」「多言語展開に役立つマニュアル作成のテクニック」などのテーマでセミナー講師を担当
- ・2013年 TCシンポジウム特別セッションで「はじめての動画マニュアル」を講演
- ・2014年 TCシンポジウム特別セッションで「動画マニュアル作成~実践編~」を講演
堀越 かおり
- ・テクニカルライティング歴13年
- ・Microsoft Office製品セミナー教材・書籍、各種製品マニュアル、ヘルプ、業務マニュアルの作成プロジェクトに従事
- ・マニュアル評価や大手電機メーカーのマニュアル作成コンサル、大手損害保険会社担当者向けセミナー教材の開発にも携わる
- ・日本語マニュアルのみならずのみならず、翻訳ディレクターとしても複合機操作マニュアル(20言語)などを担当
- ・機械翻訳コンサルタントとしても活躍中
- ・ 2013年 第23回JTF(一般社団法人日本翻訳連盟)翻訳祭 「多言語における機械翻訳へのアプローチ~評価とプロセスの観点から~」講演
講師から
昨今、M&Aに伴い、ホールディングス制に移行する企業がますます増えており、業務の標準化が大きな課題となっています。
また、店舗の全国拡大に伴い、これまでのOJTに限界を感じ、教育の効率化をどのように進めていけばよいのか悩んでいるという声もよくお聞きします。
団塊の世代のリタイアに伴い、これまでのノウハウをマニュアル化することも引き続き重要な課題です。
このように、業務マニュアル・業務手順書は企業にとって必要不可欠なものです。
一方、実際には苦労して作られたマニュアルが放置されている実情をよくお聞きします。
なぜでしょうか。
多くの原因は「誰が」「何のために」読むマニュアルなのか、目的が曖昧になっているところにあります。
単に業務によく精通しているというだけでは、使われるマニュアルを書くことはできません。
長年のコンサルティング経験で培った知見をもとに、使われるマニュアルを書くためのコツを伝授します。
具体的な事例や演習を数多く取り上げることで、様々な業務マニュアル作成に汎用的に活用できるノウハウが学べます。
また、業務マニュアルは、システムのリプレース、法改正のため、メンテナンスが欠かせません。
改訂の度にマニュアルの品質が劣化していくことをどのように防げるか、運用のポイントも取り上げます。
セミナー参加ご希望の方は、セミナーを主催する株式会社日本テクノセンター様のWebサイトから お申込みください。