DITAの導入でスマートな翻訳管理
欧米ですでに広く普及しているDITA。さまざまな業種で、更新頻度の高い膨大なドキュメントを効率よく作成・管理するためにDITAが活用されています。
国内でもDITAを導入する企業が徐々に増えつつあり、今後の主流になると見込まれています。ヒューマンサイエンスはDITAプレーヤーとしてDITAコンソーシアムジャパンに参画し、DITAの普及活動および DITAに対応した専門サービスを提供しています。
DITAとは
Darwin Information Typing Architecture の略。OASIS(構造化情報標準促進協会)が策定する、情報の制作、管理、活用のためのアーキテクチャで、XMLに準拠しています。ドキュメントを4, 5 センテンス単位のユニットに分割し、コンポーネントとして総合的に維持管理することが特徴です。異なるコンテキストで情報を再利用できることに加え、さまざまなフォーマット(PDF、HMTL)での出力に対応しています。
DITAのメリット
従来のマニュアル作成に使用されていたFrameMakerやInDesign、Wordの場合は、一つ一つのファイルが大きいために文書の再利用のサイクルが長くなることが難点でした。DITAでは情報の単位が小さくなるため、再利用のサイクルを短縮でき、文書の作成・管理を効率的かつ低コストで行うことができます。
FrameMakerやInDesignの特徴 | DITAの特徴 |
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ソリューションプロセス
ヒューマンサイエンスでは、1985年の創業時から培ってきたドキュメント・マニュアルの制作ノウハウをベースに、システムの活用による効率的な大量文書の管理・運用・保守フローをご提案いたします。
- 導入前コンサル
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ヒアリング(お客様のお悩み・ご要望の確認)
- ・ドキュメント管理・運用上状況の調査
- ・マニュアル・ドキュメントの構造分析、評価
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- 設計
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設計・要件定義
- ・マニュアル・ドキュメント設計、ドキュメント構成、デザイン・レイアウト、構造、情報整理 など
- ・システム(CMS)設計
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- 開発
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開発
- ・システム(CMS)開発
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- 導入支援
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- ・導入前教育
- ・運用
- ・サポート
お客様のご要望に合わせて制作もご提案いたします。
- ・マニュアル、ドキュメントの再構成
- ・マニュアルリライト
- ・部品化、トピックライティング(DITA化の場合)
- ・翻訳
- ・コーディング、XML編集
ヒューマンサイエンスが提供するDITAローカライズソリューション
DITAの利用は、ドキュメントの作成のみならずローカライズにおいても、統合文書管理による作業サイクル短縮とコストダウンの相乗効果をもたらします。ヒューマンサイエンスでは、海外で導入の進んでいるXML規格マニュアルのローカライズを大量に手がけてきた経験を活かし、ローカライズでも効率的・効果的なDITAソリューションをご提供します。
- Repetition部分の
コストダウン - 通常の文書では、翻訳支援ソフトを使ってもRepetition(※)部分は翻訳費用の10%程度の費用が発生します。しかし、ユニット単位で独立管理するDITAでは、パラグラフ単位でのRepetition費用が発生しません。
※同じ個所が繰り返し出現する場合、センテンス単位で再利用することができます。
- 作業サイクル短縮
- ユニット単位で翻訳を行うことにより、小さな単位でお客様に訳文をご確認いただけます。一度に大量の文書をチェックいただく必要がないため、「時間がなくて十分にチェックできない」という問題が解消されます。
- 安定した作業フロー
- DITAで使用されるXML規格は、コンピュータ環境に左右されません。Wordなどでは、環境によって文書のレイアウトなどの体裁が変わってしまうという問題があります。そのようなケースでは、翻訳会社とお客様との間での調整を行う必要が生じます。一方、DITAは環境に依存せず、翻訳支援ソフトを通して処理する際もレイアウトなどに影響しないため、翻訳前後の工程で大幅に工数を削減できます。
- DTPの自動化
- DITAの特徴の1つとして、XMLのソースからPDF、CHM、HTMLなど複数の形式のファイルを自動で出力できます。この特徴を活かすことで、これまで数日を要していたDTP処理の時間とコストを大幅にカットすることができます。
DITAコンソーシアムジャパンについて
ヒューマンサイエンスは、DITAプレーヤーとしてDITAコンソーシアムジャパンに参加し、DITAの普及活動やDITAに対応したサービスの提供を行っています。
DITAコンソーシアムジャパンは、日本国内でDITAを普及し、DITAのノウハウの蓄積をはかるとともに、国際的にDITAに関する発言・発信を行うことを通じて、企業におけるコンテンツ制作のリエンジニアを主導し、日本の産業界に貢献していくことを主旨として設立された団体です。
DITAコンソーシアムジャパンについては、下記サイトをご覧ください。
http://dita-jp.org/日本語翻訳・ローカリゼーションについて詳しく知りたい方
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