翻訳支援ツールTrados/Phrase TMSによる納期短縮の実現

翻訳納期の削減を翻訳支援ツールTrados/Phrase TMSで実現

翻訳支援ツールTrados/Phrase TMSによる納期短縮の実現

Trados翻訳によるメリット

Trados、Phrase TMS (旧称Memsource)はLIT関連の翻訳部門をはじめ、世界標準で使用されている翻訳支援ツールです。

一度翻訳した日英の訳文ペアをメモリに登録(翻訳メモリ)し、類似の原文がある場合に翻訳済みの訳文を活用することによって、品質向上、翻訳期間短縮、コストダウンをはかることができます。

納期短縮事例

1 治験プロトコル5.6万ワード 英日翻訳
例えば、5.6万ワードの英日翻訳の場合、翻訳支援ツールを使用せず、一人の翻訳者、レビューアが手作業で行えば
・翻訳:28営業日
・レビュー:13営業日
・DTPプルーフ:3営業日
合計45営業日

 

Trados/Phrase TMSを使用した場合、
・翻訳:13営業日
・レビュー:6営業日
・DTPプルーフ:2営業日
合計22営業日と52%の納期圧縮が可能です。

なぜ納期短縮が可能なのか

Trados/Phrase TMS では、一度翻訳した訳文のペアはデータベースにメモリとして登録(翻訳メモリ)されます。

そして、翻訳を進めるうちいに、次に類似の原文がある場合に、自動的に翻訳メモリが検出され、翻訳済みの訳文を活用しながら効率的に翻訳作業を進めることができます。翻訳メモリ中のデータと一致しない部分は、翻訳者が通常どおり翻訳し、その内容を翻訳メモリに登録します。

翻訳内容はリアルタイムでデータベース化されるため、作業を行うにつれ、効率が上がっていきます。翻訳メモリを使用することで、より効率的でより正確な翻訳が実現できます。

Trados/Phrase TMSによるコストダウンプロセス

Trados/Phrase TMS翻訳では、納期短縮のみならず、コストダウンも可能です。

 

プロジェクトが完了するたびに、翻訳メモリをデータベースに蓄積していくことで、訳文の再利用率を向上させ翻訳コストを削減していくことができます。

※再利用率は例です。