2016年10月7日(金)に、TCシンポジウム2016京都で
「日英翻訳でも機械翻訳は使える!~事例からわかる日英機械翻訳活用のポイント~」というテーマで発表します。
本発表では、日英機械翻訳活用のポイントについて考察します。
ヨーロッパ言語を中心に、国内企業でも機械翻訳(MT)の導入が進んでいます。
しかしながら、日本語から英語の翻訳においては、言語構造の違いが原因で、機械翻訳の品質がまだ十分なレベルには達しておらず、実用化が難しいという声が大きいのも現状です。
では、どのような条件がそろえば、日英翻訳においても、機械翻訳を活用して、コスト削減や翻訳期間短縮が可能になるのでしょうか。
ヒューマンサイエンスが手がけた事例の中から、日英機械翻訳を導入して、「上手くいった事例」と「上手くいかなかった事例」を取り上げます。
この2つの事例を比較することで、テクニカルドキュメントや取扱説明書の翻訳において、日英機械翻訳を活用していくための具体的なポイントと今後に向けての課題を考察します。
また、実際に日英機械翻訳を導入し、コスト削減や翻訳期間短縮に成功した事例についてもご紹介します。
開催要項
- 日時
- 2016年10月7日(金) 15時30分~16時30分
- 場所
- 京都リサーチパーク 中会議室B
- お申し込み方法
- TCシンポジウム2016の公式サイトよりご確認ください。
- 対象者(例)
- ・ドキュメント(取扱説明書、仕様書、販社向け資料等)の 翻訳業務に携わっているご担当者
- ・日英翻訳で機械翻訳の導入をご検討されている方
- ・日本語から英語の機械翻訳の効率化をご検討されている方
- ・読者が活用しやすいドキュメントを制作したい方
講師
澤田 祐理子
- ・日英・多言語翻訳コーディネーター
- ・ローカリゼーションスペシャリストとして、日本語版から英語版、多言語版までの翻訳プロジェクトに従事
- ・機械翻訳の導入や複数のエンジンの品質評価・検証、エンジンベンダーとの情報交換などを担当
- ・企業に向けた英文品質の標準化やスタイルガイドの作成に携わり、機械翻訳しやすい原文の調査・検証も実施
- ・2014年からヒューマンサイエンス主催「機械翻訳を使いこなすためのセミナー」を定期的に開催
- ・2015年 JTF*翻訳祭「次なる未来『トピック指向時代』の翻訳に挑む!~DITA・CMSの導入事例から明らかとなったトピック文書翻訳のベストプラクティス~」
- *一般社団法人日本翻訳連盟