英語・多言語DTP編集

特殊な言語のDTPにも柔軟に対応します。

ヒューマンサイエンスでは、長年にわたりFrameMakerやInDesignのDTPツールを使用した、英語・多言語マニュアル翻訳、ドキュメント翻訳、取扱説明書翻訳の実績があります。
アラビア語やタイ語などのDTP作業も多数手掛けております。

また、SDL Tradosのような翻訳ツールとの連携によるコスト削減にも取り組んでいます。

SDL Tradosとの連携

ヒューマンサイエンスでは、SDL Tradosと連携した英語・多言語マニュアル翻訳におけるDTP編集において多くの実績があります。
この連携により、英語・多言語マニュアルのDTPの品質向上・コスト削減・納期短縮を実現しています。

FrameMakerやInDesignといった、マニュアル作成における代表的なDTPツールは、SDL Tradosとの連携が容易になっています。SDL Tradosを使用した翻訳およびDTP作業の場合、DTPファイルの文書情報(レイアウトやスタイル情報)を保持したまま翻訳することができるため、翻訳後のDTP作業を効率よく、また短期間で行なうことが可能となっています。例えば、通常5営業日要するDTP作業を、2~3営業日で完了できます。

フロー


コスト・メンテナンスを考慮したDTP編集ソフトウェア選定

多言語展開をするにあたって、使用用途(紙マニュアルか、Webマニュアルか)、メンテナンス、運用方法(社内で運用するか、アウトソーシングするか)の検討せずにしてDTPソフトを選ぶと、1年度後、2年後のメンテナンスコストが増大します。
ヒューマンサイエンスでは、お客様の状況をヒアリングしたうえで、最適なDTPソフトのご提案をいたします。

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英語・多言語マニュアルのDTP作業のノウハウ

展開言語数が多くなるほど、いかにDTP編集を効率よく進行するかがカギとなります。問題が発生しやすい英語・多言語マニュアルのDTP編集作業において、10年以上にわたりノウハウを蓄積してきました。作業効率と品質を向上させるための作業ポイントのいくつかを紹介いたします。

  • 翻訳後の文字分量を考慮する

一般的に、日本語から他言語への翻訳後は文字ボリュームが増加するため、増加分を考慮して日本語マニュアルのDTP編集を行います。
日本語から英語で2割増、英語からフランス語、ドイツ語で2〜3割増、英語からロシア語で4〜5割増を目安として考えます。 表の列幅やイラストキャプションに十分なスペースを設けたり、操作手順と図版が離れないように段落書式の設定を行ったりします。

  • タイ語、アラビア語の扱い

文字化けや禁則処理の乱れが生じることが多くありますが、下記のような言語ごとの問題点を解決しながらDTP編集を進めております。
タイ語の場合:
・文字の途中で改行してしまう。(日本語に例えると、漢字1文字の「へん」と「つくり」が分かれてしまうのと同じです。)
・他の言語に比べ、文字の背が高いため、行間の調整が必要。
アラビア語の場合:
・本の閉じ方、文字の流れの方向が、他の言語とは逆。
・日本語版・英語版InDesignでは編集不可。英語版のInDesignに中東言語専用のプラグインを導入。

  • 数値の範囲の表現

「100―200」などとenダーシ(前後スペースなし)で表記するのが一般的です。「100 – 200」などは「100 引く200」の意味になるため、ハイフンマイナスの表記は使用しません。

  • ハイフネーション

マニュアルの本文は、箱組/ラグ組にかかわらずハイフネーションを行います。その方が均一に整って見え、読みやすくなるからです。
ハイフネーションをしないと、箱組では単語間が不自然に空いたり、ラグ組では右端が不恰好に凸凹したりと見苦しくなります。組幅が狭い場合や、単語が長いドイツ語・ロシア語などの場合は特に顕著です。

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  • 引用符(クオーテーションマーク)

引用符は言語によって表記が異なります。ヒューマンサイエンスでは、欧文・多言語組版の知識に基づいて言語ごとの適切な引用符を使用しております。なお、直線型のタイプライタークオート(間抜け引用符と言われることもあります)は拙い印象を与え、文書の信頼性を損ないかねないため使用しません。

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  • イラストなど画像のキャプション

イラストなど画像のキャプションはIllustratorなどのデータ上ではなくInDesign上に配置します。翻訳時に本文と一括で翻訳手配が進行でき、かつ言語ごとにIllustrator上で翻訳テキストの加工をする手間も省くことができます。

  • 合成フォント

中国語や韓国語では合成フォント機能を使って英数字には欧文フォントを組み合わせます。中国語や韓国語フォントの従属欧文は、ウェイトによってデザインが異なったり、文字間が不自然に空く、詰まるなど見た目上の問題が発生したりすることがあるためです。

  • 2バイト文字の不使用

日本語以外の環境下で文字化けが起こり「ファイルが開けない」「イラストのリンクや相互参照が外れる」などのトラブルを防ぐため、日本語版作成時からファイル名、イラスト名、フォルダ名のみならず、段落書式・文字書式・表書式・相互参照書式・合成フォント名などの設定項目にも2バイト文字を使用しないようにします。

  • ブック内の設定

段落書式やマスターページなどあらゆる設定をブック内の全ファイルで共通にしてDTP編集を行います。章によってレイアウトが不統一になるなど、多言語のページ作成・管理をするうえで、のちのち品質・コスト面に大きな影響を及ぼすためです。

  • 原則としてオーバーライド* は行わない

他の章から設定を読み込んだり翻訳にかけたりした際に変更が解除され、レイアウトが崩れる可能性があります。また、相互参照が貼られていた場合はその中身も崩れることがあるため、安易なオーバーライドを行わないようにしています。
*文字書式を当てずにフォント変更で太字にしたり、段落書式を当て直さずに手作業でビュレットを追加して箇条書きとするような、その場しのぎの操作

多言語の新規テンプレート作成・レイアウトデザインにも、積極的に取り組んでいますのでご相談ください。
(対応言語については、こちらをご覧ください。)

オンラインマニュアルへの対応

紙面のDTP作業だけではなく、DTPデータを使用した、マルチデバイス向けのデータ変換・生成についても実績があります。また、既存のDTPデータからDITAデータへのコンバート作業についても積極的に取り組んでおりますので、ぜひ一度ご相談ください。

対応ソフトウェア

  • ・Adobe FrameMaker
  • ・Adobe InDesign
  • ・Adobe Illustrator
  • ・Adobe Photoshop
  • ・Microsoft Office Word
  • ・Microsoft Office Excel
  • ・Microsoft Office PowerPoint
  • ・Adobe Acrobat
~QuarkXPressとAdobe PageMakerについて~
ヒューマンサイエンスのでは、QuarkとPageMakerのデータについては、現状のDTPをとりまく環境や将来的なことを考え、InDesignへのコンバートをお勧めしています。旧DTPデータのデータコンバートについても取り組んでおりますので、ご相談ください。