HSの強み

HSの強み

ここでは、日本語ドキュメントの制作から始まり、システム開発やeラーニング開発まで幅広く手がけるドキュメント総合ベンダーであるヒューマンサイエンスならではの日本語翻訳・ローカリゼーションへのこだわりと、ほかにはない強みを、5つの項目に分けてご紹介します。

1.最新のテクノロジーへの対応

翻訳という仕事には、さまざまな側面があります。

その1つは、個人の能力や技術が大きくものを言う伝統的な「職人の手仕事」という側面。そしてもう1つは、作業効率や品質の向上を目指して最新のテクノロジーを貪欲に取り入れつつ日々変貌を遂げる日進月歩の世界という側面です。

最近では特に、この最新テクノロジーをいかに取り入れるかが、翻訳・ローカリゼーションの分野で継続的な業務改善を進めるうえで欠かせない要素となっています。

ヒューマンサイエンスでは、過去20年以上に及ぶ業暦の中で、業界に先駆けて各種テクノロジーの導入を進め、この面における業界リーダーとしてお客様の高い評価を得てきました(下図を参照)。

そうした最新テクノロジーの多くは欧米で生まれ、グローバルなレベルで導入が進みます。当社は、GALA(Globalization and Localization Association)を初めとする国際的な業界団体に所属し、最先端の技術の動向をキャッチアップするだけでなく、その国内への展開においては業界の先頭を走ってまいりました。

たとえば、機械翻訳(Machine Translation/MT)は、翻訳業界の歴史を変える大きな流れとして、ここ数年、業界内外の注目を集めてきました。当社では、まだまだ発展途上にあるこの技術を日本の産業界に受け入れられるものとするため、過去のノウハウを結集し、この技術を活かした独自のソリューションを生み出してきました。

加えて、当社では、そうした単体の技術だけにとどまらず、各種の技術やツールを組み合わせ、翻訳の効率化と品質アップを高いレベルで実現する独自のランゲージテクノロジーサービスを展開しています。翻訳の各段階で、さまざまなテクノロジーを自在に活用することで、業務のコストパフォーマンスを極限まで高めます。

今後も、翻訳・ローカリゼーションの世界では新たなテクノロジーが生まれ、さまざまな形で活用が進むことが見込まれます。

ヒューマンサイエンスでは、そうした新たなテクノロジーの動向を注視し、自社のサービスの質を継続的に改善するため、それらを積極的に取り入れて活用を進めていきます。

2.開発現場で培った高度な技術

ヒューマンサイエンスでは、社内にシステム開発の専門部隊を抱えており、過去30年近くにわたり、さまざまなジャンルの開発案件を手がけてまいりました。そのノウハウの蓄積が、IT分野の翻訳・ローカリゼーションにも生かされています。

ソフトウェアをはじめとするIT分野の翻訳・ローカリゼーションには、システム開発に関連するバックグラウンドを欠かすことはできません。

なぜなら、第一に、翻訳という仕事では、取り扱う対象分野に関する背景知識は不可欠です。言語に通じているだけでは不十分です。

たとえば、法律を学んだことがない人に、法律文書を正しく翻訳することはできません。同様に、システムに関する技術知識のない人に、IT文書の適切な翻訳はできません。

その面で、当社では過去の技術の蓄積を翻訳・ローカリゼーションの業務にも活かすことができるよう、さまざまな形で努力を重ねてまいりました。その継続的な取り組みの成果は、有形無形の財産として社内に蓄積されています。

第二に、IT分野の翻訳は単に1つの言語から別の言語に言葉を置き換えていくだけの作業ではありません。一例として、ソフトウェアのマニュアルを翻訳する場合、そのソフトウェア本体の動作とマニュアルの記述内容を合わせる必要があります。

そのため、ソフトウェアの高度な動作をシステム上に再現し、マニュアル通りの操作が可能かどうかを検証する「テスティング」または「QA」という作業を行います。こうした作業は、豊富な技術力を持つエンジニアでなければ務まりません。

ヒューマンサイエンスでは、各種の技術を備えたエンジニアが社内におり、翻訳・ローカリゼーションの担当者と密接に連携しながら作業を進めることができるため、技術的な多くの課題をタイムリーに、また高いレベルで解決できます。

3.日本語への徹底したこだわり

だれでも知っている簡単な英単語1つを日本語にするために、綿密な調査とチーム内での議論を重ねる。

特に洗練された日本語表現が要求されるプロジェクトでは、こうしたプロセスも日常的に発生します。たった1単語であっても、徹底的にこだわりぬいた訳文を提供したい。そんなこだわりを、わたしたちは大切にしています。

そのこだわりの原点は、創業時までさかのぼります。

日本語のマニュアル制作でスタートした当社では、考えうる最高の日本語ドキュメントをお客様に提供したいという強い思いを変わらずに持ち続けてきました。

その精神は、翻訳・ローカリゼーションサービスにおいても生きています。

その目的のため、専任のテクニカルレビューア、リンギスティックレビューアを社内に抱えており、すべてのプロジェクトにおいて1文1文をフルレビューすることで徹底した品質の確保を行っています。

SEとして豊富な経験を持つレビューア、プログラマーの経験を持つレビューア、IT業界の日本語を16年読み続けてきたベテランレビューアなど、スキルフルなレビューアチームがさまざまな条件にお答えします。

ただし、翻訳はただ時間をかければ満足のいく品質に仕上がるというものではありません。翻訳する文書の性質により、求められる品質の基準や、かけられるコストは異なります。当社では、プロジェクトごとの要求品質のレベルに応じ、機械翻訳から高度なリライトまで、さまざまな手法を組み合わせたメニューをご用意しています(左上図を参照)。

ヒューマンサイエンスでは、一部の経験ある翻訳者に依存する品質管理体制ではなく、会社として系統的に品質を確保する仕組みを持つことで、大規模案件や特殊な案件でも安定した高品質をご提供し続けています。

このような当社の強みは、特に、日本語の表現力が求められるマーケティング翻訳において大きな力を発揮します。翻訳の枠にとどまらず、必要に応じて文章をリライトし、最大限に訴求力を高めた日本語ドキュメントをお届けします。

4.綿密なプロジェクトマネジメント

翻訳・ローカリゼーションのプロジェクトにおいて、お客様の窓口となるプロジェクトマネージャーの役割は非常に重要です。

ヒューマンサイエンスでは、規模の大小を問わず、プロジェクト別に専任のプロジェクトマネージャをアサインし、原則として同じ担当者がプロジェクトの最初から最後までお客様の窓口を務める体制を構築しています。

作業の工程ごとに窓口が変わるような体制では、プロジェクト全体を俯瞰的に見て物事を判断する視点が不足することになり、「木を見て森を見ず」の細かな対応に終始することになりがちです。

それに対し、当社が採用する一貫体制では、1人のプロジェクトマネージャがお客様と同じ視点に立ってプロジェクトを運営できるため、プロジェクトの目的を高いレベルで達成する上で有利です。

加えて、各プロジェクトマネージャが行うプロジェクトマネジメントの手法は、各自の能力に依存する属人的なものではなく、プロジェクトマネジメントに関する国際的な標準体系であるPMBOKに準拠しつつ、綿密に組み立てられた共通の手順に沿ったものです(左上図を参照)。

そうした具体的な手順の構築にあたっては、プロジェクトマネージャの横の連携を密にすることで相互の情報交換を活性化することに加え、過去の膨大な集合知を蓄積し、それを体系化して運用する独自のナレッジマネジメント手法を活用しています。

そのような取り組みを通じ、お客様にご満足いただける体系的な業務運営が可能になり、「前の担当者はよかったが、担当者が変わって作業の質が落ちた」というような、よくある問題を事前に回避しています。

当社では、納期の厳守といった基本的な要求は言うまでもなく、「1000ワードを今日中に」、「来月までに100万ワード」、「10万円以内で何とかしてほしい」「特定のツールを使って作業してほしい」など、お客様の特有のご要望に、高いレベルでお応えできます。

5.継続的成長を促す教育システム

翻訳・ローカリゼーションの成果物は、さまざまな専門スタッフの仕事の集合体です。

それぞれのスタッフが各自の持ち場で最高のパフォーマンスを発揮するには、継続的な成長を促す教育システムの存在は不可欠です。

ヒューマンサイエンスでは、高度に組み立てられた職種ごとの教育システムがあり、それらは日々継続的なブラッシュアップがなされています。

たとえば、翻訳の専門スタッフである翻訳者は、言うまでもなく翻訳・ローカリゼーションの最終的な品質を大きく左右する重要な職種です。その意味で、翻訳者向けの教育システムは、非常に重要な意味を持っています。

ヒューマンサイエンスは、翻訳者向けの独自のフィードバックシステムを運用しています(左上図を参照)。

翻訳者の仕事をプロジェクト毎に100項目以上の独自の観点で数値化し、その結果をすべてデータベース化することで、翻訳者のレベル管理を行っています。

翻訳者は毎回の翻訳結果を数値で確認できると同時に、修正ポイント・指摘・指導内容を詳細に記述したフィードバック文書によって具体的に復習することで、次回の作業に向けた改善につなげています。

現在のデータベース上のフィードバックは総計で12,529件(2016年12月現在)。

この総量は翻訳学校が1年の講義で行う演習の6倍に相当し、当社のフィードバックにより育成された翻訳者は100名を超えます。

当社の翻訳者は、トライアルの時点ですでに合格率8%以下の狭き門をくぐってきた精鋭ぞろいですが、その翻訳者をフィードバックシステムでさらに育成することにより、より一層の品質向上を実現しています。

そのほかにも、職種別に構築した複数の教育システムを並行して運用することで、継続的な作業品質の向上を実現しており、それが多くのお客様の信頼に結びついています。